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株式会社マガジンハウス様 導入ストーリー

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導入ストーリー


株式会社マガジンハウス
フォトグラファー
茂手木 秀行 氏

スピーディーなデータアップで魅力的な雑誌を作り出す

MO(記録メディア)を入れるキャビネット。ActiveAssetsの導入前には、MOでいっぱいになっていた。

『anan』『ポパイ』『リラックス』——。誰でも一度は手にしたことがあるだろう有名雑誌を多数出版しているのが、ここで紹介するマガジンハウスだ。出版不況が叫ばれる業界状況にも関わらず、クオリティの高いビジュアルとオリジナリティ溢れる企画で他の出版社を圧倒。多くの読者を惹きつける雑誌作りを展開している。
中でも『ブルータス』は、こだわりのライフスタイルマガジンとして20年以上も愛され続けている長寿雑誌。食、建築、車、本などさまざまなモノをテーマにし、毎号スタイリッシュかつパンチの効いた企画を全面に押し出している点が特徴だ。またインパクトのある表紙デザインも評価が高く、ビジュアルブックとしても親しまれている。
こうした個性的なデザインや企画を“写真”の面から支えているのが茂手木秀行氏。数々の撮影をこなしつつ、同時にフリーカメラマンの統括やクオリティ管理まで手掛けるという、ブルータス編集部ただひとりの社員カメラマンだ。

僕がブルータス編集部に配属されたのは今から約3年前。当時の編集部はフィルムでの撮影が当たり前という状況だったのですが、僕が一気にデジタル撮影に変えてしまいました(笑)。

MO、CDR、DVD、ポータブルHDD、テープドライブ・・・バックアップには手を抜けない。ActiveAssetsのようなネットワークタイプの利点のひとつはかさばらないこと。

以降、撮影したデータはFTPソフトウェアやMO(記録メディア)などを利用してやり取りするのが通例に。そこに昨年からActiveAssetsが加わって、“写真”の流れがさらに大幅に変化した。

社内のデザイナーにデータを渡す際、今まではMOに書き込んで手渡しするという作業を繰り返していたんです。それが今ではActiveAssetsにアップして、それで完了。何がうれしいって、データをMOに書き込む時間がゼロになったことですね。

写真のデータは非常に大きな容量を食う。1点でも重いのにそれを何点もMOに書き込むとなると、それだけで数十分の時間がかかってしまうことに。しかも書き込んでいる間はPC(パソコン)が使えない。入稿間際の慌しい時期には、致命的なタイムロスにもなりかねないのだ。

ほぼ毎日何かしらの撮影をし、膨大な量のデータを管理している我々にとって、“書き込みの待ち時間がなくなる”ということは非常に大きなメリットです。その上MO代の節約にもなる。3ヶ月で12万円くらい使っていた購入費用がActiveAssetsの導入によって2〜3万円程度まで抑えられるようになりました。

時間だけでなく経費の削減にも成功。これによって本来なさなければならないクリエイティブ業務に、以前にも増して集中できるようになったのである。

ロケなどの移動先でも、通常進行している入稿データの微調整が可能になった。

『ブルータス』には、毎年必ず取り扱う“定番企画”なるものが存在する。そのひとつが「時計特集」。2004年はスイスでのロケを敢行し、数々の趣ある時計を撮影した。

ここでもActiveAssetsが大活躍してくれました。インターネットの環境さえあればどこでも利用できるので、海外からでもスピーディーにデータの受け渡しができるんです。僕はホテルから、がんがんデータをアップしていましたよ。

国内・海外問わず、あらゆる場所でデータの管理ができる。そこに「誰でも使える手軽さ」が加わって、今やActiveAssetsは茂手木氏をはじめとするカメラマン、編集スタッフのスタンダードなツールへと成長。

入稿直前のブルータス編集部。書類の山に入稿のMOが紛れ込んでしまったら・・・

マガジンハウスは常時700台近くのPCが稼動している会社です。個人所有の持ち込みPCやフリーランスの方のPCを含めると、その稼働台数は2000台に迫る勢い。しかし、これだけ多くのPCが稼動しているにも関わらず、メールやテキスト編集以外の部分で詳しくPCを扱える人というのは1割ぐらいしかいないんです。20人の社員カメラマンのうち、デジタルで画像補正をできる人というのも実は3人程度。ですから難しいシステムでは、まず浸透しないんですよ。その点ActiveAssetsは“インターネットが使える人なら誰でも使える”という強みを持っている。その“やさしさ”が、最大の特長なんじゃないでしょうか。

また、OSに左右されることなくデータ確認ができるというのもうれしい点。

Macintosh、Windows問わず、正しいファイル名で確認できて、OSの違いによるトラブルが非常に少ないのもいいですね。おまけにフォルダ単位でのアップができるので作業が楽。FTPとは比較にならないほど使い勝手のいいツールだと思います。

今では一切のFTPソフトウェアを使うことがなくなったと語る茂手木氏。こうした事実からもActiveAssetsの使いやすさ、普遍性をうかがい知ることができるだろう。

合計6台のPCを使用。ActiveAssetsの導入前は、MOへの書き込み時の待ち時間に、ほかのPCで作業するなどの工夫が必要だった。

最後にActiveAssetsが制作物自体に与える影響についてお聞きしたところ「導入によって、写真、そして雑誌自体のクオリティが安定しました」との答えが返ってきた。

大きいカットだけでなく小さなカット、細かい企画にも手を抜かず、徹底したクオリティ管理ができるようになりました。これは、ActiveAssetsを導入することによって本来のクリエイティブ業務に費やす時間が増えたことと同時に、データを僕のところで一元管理できるようになった影響が大きいものと思っています。

ActiveAssetsに寄せられたデータを茂手木氏が一手に確認。画像の調整まで手掛け、バラバラだったデータのクオリティを一定の水準に揃えることに成功した。どんな小さな写真も丁寧に撮り、そして最適な形で処理する。この意識と高いクリエイティビティが、現在の『ブルータス』を支える原動力だと言っても過言ではない。

使用頻度の高い表紙のグラフィックもActiveAssets内に蓄積。 特集記事の写真がパーフェクトなのは当然。ルーティン記事に埋もれがちな写真ひとつひとつにまで気を配るのがブルータス流だ。

僕たちのやるべきことはPCを使いこなすことじゃなくて、よりクオリティの高いクリエイティブを生み出すこと。だからこそ面倒な事務的作業は避けたいし、できるだけ簡単、スピーディーにデータ処理を行いたいと考えているんです。そういう現場にとってActiveAssetsは、まさに最適のツール。マイナスを埋めるというより、仕事によりプラスの部分を生み出すものとして活用しています。

今後は外部のラボと協力し、さらに幅広くActiveAssetsを活用する構え。多くのプラスを生むActiveAssetsは、これからも積極的に『ブルータス』の“こだわり”を支え続けて行くことになりそうだ。

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